金融コミュニケーション論
金融コミュニケーション論「長期投資を語る」⑥資本主義の掟
上の図は長期のアメリカ株式市場と債券市場のリターンになります。 1926年を1とすると90年間で米国の小型株式のインデックスはなんと6000倍で、年率は12.0%です。 そして大型株式は、90年間で5390倍、年率平均リ […]
金融コミュニケーション論「長期投資を語る」⑤人口動態と長期株価の関係
今回は人口と株価の長期的な関係についてお話をしたいと思います。 人口動態と株価というのは非常に大きな相関関係があると言われています。 日本の株価が高騰したのは、団塊の世代がお金を使った時代 例えば我々日本でいうと「団塊の […]
金融コミュニケーション論「長期投資を語る」④長期の株価と企業価値の関係
今回は企業の価値、つまり理論株価と実際の株価の関係についてお話をしたいと思います。 図①は、先進国と新興国の上場企業1株当たり利益と株価の関係のグラフです。 1株当たり利益(EPS)計算の仕方 1株当たり利益(EPS)と […]
金融コミュニケーション論「長期投資を語る」②資産価格は「価値」をアンカーにして動く
アンカーというのは船のいかりのことを言います。 ここで伝えたいことは、「価値と価格はイコールではない」ということです。 価格と価値の違い 価値と価格ってどう違うと思いますか? 図を見ていただくと赤い点々のグラフが価値(株 […]
金融コミュニケーション論「長期投資を語る」①資産価値はなぜ上昇するの?
金融コミュニケーション論の中心テーマになります。 第1回目は「資産価格は長期でなぜ上昇するのか」ということをお話します。 超長期の 株式・債券のチャート で見るリターン この図はアメリカの超長期の株式・債券のチャートにな […]
金融コミュニケーション論「投資の基本」⑤超長期の資産リターン
「インデックス・ファンドの時代」ジョン・ボーグル著 こちらに本とその1ページのコピーを掲載させていただいております。 この「インデックス・ファンドの時代」という本は、2年前に亡くなられてしまったバンガードという会社の創業 […]
金融コミュニケーション論「投資の基本」④債券リターン>預金金利になる理由
今回は、長期的に債券のリターンが預金金利を上回る理由についてのお話をしたいと思います。 債券って何なの? 債券とは借金証書、お金を貸すことになります。 社債であればその会社にお金を貸してあげる、国債であればその国にお金を […]
金融コミュニケーション論「投資の基本」③預金と投資信託の違い
「そもそも投資信託って何だろう?」って方のために預金と投資信託の違いを説明させていただきます。 銀行預金の仕組み 左の図が銀行預金、右の図が投資信託です。 銀行預金は不特定多数の預金者から預金を集めています。 銀行は預金 […]
金融コミュニケーション論「投資の基本」②投資と投機の違い
今回は「①資産運用のカタチ」の補足のようなお話をしたいと思います。 投資のカリスマ「ウォーレン・バフェット」 投資のカリスマと言われているウォーレン・バフェットは、1000万円くらいからスタートして、資産を7兆円、9兆円 […]